日本人はバストアップしたのか
日本人のバストって、大きくなっているのでしょうか。
しかし、春画などを見てみると、女性は裸だとけっこう大きなバストの女性が載っていたりします。バストの大きな女性がいなかったわけではないようです。
下着メーカーの統計をみてみると、女性の平均カップはAサイズからB、Cカップへと移行してきています。
明治以前の日本は、着物文化です。その当時は、着物を美しく着るために身体の凹凸は邪魔なものでしかありませんでした。着物を着る際の基本的な体型ははずん胴がベストでした。大きすぎる胸はサラシをまいたり、お腹にあてをしたりして、なるべく凹凸が出ないようにしていたのです。
このことから、欧米の文化が日本に入ってきて、着物から洋服へと移行しても、着物を着ていた頃のイメージから露出することが「恥ずかしい」という感覚からか、大きい胸を隠していた女性が多かった、ということも考えられます。
統計からみれば、年々、バストアップしているようにも見受けられますが、実際はもっと大きいサイズもつけられた女性が、本来よりも小さいカップをつけていた可能性が大きいのです。
そして、バストのサイズは、アンダーバストとトップのサイズの差で選びます。今は、機能的なブラが多く、流れてしまいやすかったお肉を上手に寄せてあげることができるようになりました。そうすることで、いままではAカップだった女性もサイズアップしたブラをつけることができるようになったということもあるようです。
このことから、女性の社会進出と同様、バストは、皆と同じ小さいサイズを善しとしていた時代から、大きいバストを堂々と主張できる時代に変化したといえるでしょう。